お食事パンケーキ

食事で重要な見た目のイメージ

美味しい食事に欠かせない要素の一つは、「見た目」が挙げられます。どんなに美味しそうな食材、食欲をそそる香りが漂っていたとしても、その見た目がぐちゃぐちゃで、焼け焦げだらけ、なんて無残な出来栄えだったとすれば「本当に美味しいのだろうか…?」と誰でも食べることを躊躇ってしまうでしょう。そんな絶望的な見た目の食べ物を思い切って食べたら実際美味しかったというパターンもありますが、そもそも第一印象で美味しいのかどうかが判別できない料理は、食べた後も微妙な違和感や気まずさを味わう事になり、「食事を楽しめた」と心からは言い難いものです。美味しい物を美味しいと思って食べるためには、見た目にもそれ相応のクオリティが求められると言ってもいいでしょう。

例えば、流行りのカフェのフードメニューを見ると、人気のパンケーキをよく見るはずです。しかし、普通のスイーツ系メニューの他に、最近は食事として提供されるミール系メニューも広まってきました。一昔前ならパンケーキは元々はデザートかおやつとしてよく食べられていたものです。現在でも甘いものというイメージは定着しているため、パンケーキが食事?と違和感を覚える人も少なくないでしょう。しかし自分の目で、実際に運ばれてきたミール系メニューを見た時、それに疑問を抱いた人はどれだけいるでしょうか。

例として、人気店「幸せのパンケーキ」のミール系メニューでは、フレッシュなサラダとトマト、メインにはふわっと焼き上げたオムレツやサーモンなどボリューム満点の主菜が乗っています。そして普通の定食メニューなら、トーストやライスなどがあるところには、こんがり香ばしい焼き色のパンケーキが三枚並んで鎮座しています。ワンプレートに収まったそれらの料理を見て、「やっぱりおかしい!」と違和感に顔をしかめる人はほとんどいないでしょう。

パンケーキの生地そのものはシロップなどをかけなければほとんど甘さがありません。原材料も小麦粉ですから、実質トーストとほとんど変わらないのです。そもそもパンケーキの発祥の海外では普通に朝食などとして食べられていたため、立派な食事として成立しています。むしろトーストやライスと違う、丸くてふわふわのパンケーキがプレートに加わった事で、よりオシャレに、より食感を楽しみやすいメニューとして幅広い世代に支持されるようになったと言えるでしょう。見栄えを少し変えるだけでも、美味しい物がさらにおいしく感じられます。